10月のオープンキャンパスのご案内

朝、夕が随分 涼しくなって参りました。秋は寒暖の差があらわれやすい季節です。
季節の変わり目である秋に体調を崩してしまう人も多いと聞きます。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

今回は就労移行支援事業所ホップ・ステップ・カムラック！から就職され、現在 経理職でがんばられている卒業生さんのお声と共に、オープンキャンパスのご案内です。
ちょっと意外に感じる方もおられるかも知れませんが、カムラックではExcelをはじめとするOffice資格、さらに上のVBA(Visual Basic for Applicationsは、主にマイクロソフト製のMicrosoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語)事務系や帳票にも役立つ授業もあります。
ご興味のある方は是非、お問い合わせください。

≪卒業生さんの声 (31歳・男性)≫

・現在どのようなお仕事、業務に携わっていますか
経理職で現金出納帳の入力、請求書、発注書等の整理、仕分け、仕分け入力、チェック

 ・実際にお仕事をして新しい発見はありましたか
一般の企業には初めて就いたので、会社のルールについてわからないことがたくさんありました。
仕事についても最初は細やかに教えてくれたけど、だんだん1人でやることが多くなってきています。 

・移行支援での体験や経験で役に立ったと感じている事はありますか
Excel、Wordは今の仕事でも使っているので、Wordの勉強は役に立っています。
Excelは移行支援以前から資格を持っていましたが、Excelの資格を持っていると仕事でも、とても役に立つと思います。

 ・今後チャレンジしたい事はありますか
まだ正社員までにはなっていないため、もっと経験を積み正社員となって会社に貢献していき、もっと多くの仕事を任されるようになっていきたいと思います。

 ≪企業 担当者様の声 (商社)≫ 

・採用の決め手は
面接の際の印象です。(表情、態度等)
スムーズに喋るのが難しいということでしたが、気持ちは伝わってきました。
また、自身の障がいについて話してくれたのも高評価でした。

 ・障がい者を採用されるにあたり、準備をされた事などはありますか
採用部署である経理課から障がい者職業生活相談員を1名出しました。
机の配置を変更したり、電話機を外す等して仕事に集中できるように調整しました。
事前に同じ部屋で勤務する従業員に対して障がいの説明をし、理解が得られるように取り組みました。 

 ・採用者さんのお仕事の様子はいかがですか
遅刻、早退、欠勤等なく勤務時間一杯まじめに取り組んでいます。
メモの取り方や質問の仕方等から仕事に興味を持って取り組んでいる様子が見えますが、一方で雑用について気が回らない点が多いと感じます。
受け答えにやや難があるため指導内容が伝わっているのか分かりにくいことがあります。

 ・採用者さんの今後に期待する事は
障がいによる不利を覆すぐらいに経理業務に精通し、正社員を目指して欲しいです。
具体的にはグループウエア越しでも良いので、後輩に指導ができるレベルが必要です。
(電話対応、来客対応、銀行や役所での簡単な対応が必要な用事が難しいため)

 ・就労を目標にしている他の障がい者へのアドバイスをお願いします
障がいによる仕事への影響を積極的に開示してもらいたいと思います。
私たちのような障がい者雇用経験がほとんどない会社では障がい者への指導経験がある人間も殆どいません。このため、指導の勘も働きません。よって仕事ができない場合に、繰り返し指導すれば改善するのか、仕事の割り当てを変更すべきか等わからず、敬遠する原因になります。
一度苦手意識が付くと改善が難しいので気が進まないかも知れませんが情報開示は大事だと思いました。