祝！　ご卒業

2021年1月13日

先日は九州福岡もびっくりの寒い中、成人の日を迎えました。成人をお迎えの皆様おめでとうございます。障がい者就労移行支援事業所ホップ・ステップ・カムラック！でもおめでたいニュースがあります。

成人の日の1月11日、お二人の方が就職のため移行支援を卒業されました。
このような時勢のため、多くの方が就活に大変ご苦労をされていると思います。これは障がい者の皆様だけでなく、新卒の皆さんやその他多くの方々に当てはまることだと思います。そのような中でつかんだ「希望」でもあると思います。今回、この後に続いていく皆様に向けて、お二人の方に就活で大変だったこと、新しい道へ踏み出す抱負・目標などのお言葉を頂きました。ご紹介させていただきます。

G 様

【就職活動の感想】
私はIT企業に就職するには実力が足りないと感じており、何かにつけて落ち込んだり、諦めたりすることがしょっちゅうありました。しかし、カムラックの職員の方々の熱意に元気づけられ、諦めそうになる気持ちをなんとか持ちこたえることができました。そんな中、関心の高かった言語を自分で粘り強く勉強していて、今回の求人を紹介していただきました。その時、自分の中で何かが開けたような感じがしました。そのあとは急速に話がまとまり、今回の内定を頂きました。今回の就職活動で、諦めずにいれば、何かしら光が見えてくることを知りました。また、私の場合は結果論になりますが、スキルや能力ではなく、情熱を持っているかどうか、相性が良いかどうかで決まったように思います。

【私の抱負、目標、決意表明など】
私は、勉強は得意ですが、生活力や精神力があまり有りません。それはいまでも変わっていませんが、何度もチャレンジすることが大切だと信じて、苦手を克服しようと努力してきました。就労では、文字通りの勉強だけが重要ではないと思います。今後も、勉強以外の苦手や困難にもチャレンジして克服していくことで、一人前の人間になりたいと考えています。

H 様

【就職活動の感想】
私は今回、就職活動は準備がとても大切だと痛感しました。私が就職活動を始めたのは9月にホップ！ステップ！カムラック！へ入所してから４ヵ月が経った時です。それまでは学習時間は全てプログラミング技術の習得のために充てていました。そして、年末の就職相談会への参加することになったのですが、そこでは就職活動用書類の準備をする必要がありました。幸い私は何度か転職経験があり、入所までの経歴をまとめていましたのでさほど心配はしていませんでした。しかし、実際に企業へ提出するつもりの書類をスタッフの方に見てもらったところ、思いもよらなかった様々な箇所を修正して頂き、結果としてより良い書類が出来上がりました。これが、就職活動が上手くいった要因の一つになったと思います。このように自分1人だけで準備するのではなく、必ずスタッフの方に客観的に観てもらいアドバイスを頂きながら、就職活動の準備を進めることがとても重要だと感じました。
また自分が受ける企業面接のスケジュールを管理すること、そしてそこに至るまでにスタッフの方に書類を確認して頂く時間や、自分が書き直す時間を考え、早め早めにレスポンスをすることもとても重要だと感じました。私は今回の就職活動で、急に志望する企業の採用情報が出てきましたので、こうした準備ができていなかったら全く対応できずに応募すらできなかったと思います。現在就職の予定が無くても、急な採用情報が出てきたときに対応できるように応募書類はかなり早い段階で作っておいたほうがいいと思います。

【私の抱負、目標、決意表明など】
私の抱負は、「とにかく長く勤める」ことです。これまでは早く結果を出さなくてはと自ら焦り、短期離職をすることもありました。これからはとにかく焦らないことを心掛けていきたいと思います。プログラミングをはじめ多くの仕事は、すぐに結果が出ません。そのことをしっかり、念頭に置き焦りそうになった時にはしっかり立ち止まり「焦らない、焦らない」とつぶやきながら仕事を続けていけたらと思います。

お二人の輝かしい未来と今後のご活躍をお祈りいたします。