猫の思い出
猫を飼っていた事がありました。
猫の名前は、黒猫だからクロ、太っていたら黒豚と付けられる予定でした。
クロは、姉に懐いていました。
朝になるとクロは、姉の顔に乗っかり、
「みゃああん、チクワー」と彼女を起こしていました。
クロは、竹輪が好きでしたが、其れをねだる時は・・・。
「マグロ、マグロ」と鳴いて、其れを強請っていました。
母が、マグロをクロにあげますと・・・。
「マズイーうううん」と鳴いて、マグロを口にしませんでした・・。
私が変なスケートボートモドキを小学校のクラブ活動の時に
クロに乗せますと、クロは「みゅううう」と変な声を出しながら
其れの上で大人しくしていました・・・。
ある日、父はクロの為に、段ボールで作った猫小屋を用意してくれました。
すると、クロは近所のウチで飼ってない友達の猫(愛称豚猫)を其処へ連れて行き、猫小屋は・・。
豚猫の物になりました・・。
次の日、豚猫とクロは母に、「マグロうう」「ううううみゃああ」と鳴いて、
餌を催促しました。
母はクロに上げている竹輪を豚猫に上げますと、彼は其れを不味そうな顔を
しながら、完食して、嫌な顔をしながら、去って行きました。
其れ以降、彼がどうなったのかは私は分かりませんが・・・。
ある日、私が眠っていますとクロが夢の中に現れました。
「今まで、お世話になったね。僕は旅に出るよ。」
と喋りながら、クロは私の顔を舐めますと其の場から去って行きました。
目が覚めた私は、母からある事を聞きました。
クロが居なくなっていて、近所を探してもクロは見つけられなかったと・・。
クロと過ごした時間は3か月と短いですが、小学校時代の思い出になりました。
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