本やゲーム、トミカ等で最近、私が感じている事があります。
最初に中古本販売に付いてですが・・。
私はツイッターで、商業展開をなされてある作家様の商業本は、電子書籍を除き、アマゾン様へのリンクは貼っておりません。
大抵は、ヨドバシコム様等で、紹介させて頂いております。
理由は、アマゾン様の場合は、古書販売が存在するからです。
古書を買っても、作家様や出版社様には印税や売り上げにはなりません。
21世紀のコミック作家の著作権を考える会様が結成された理由に・・。
作家の著作権が全く無視されている点等が存在します。
本来「作家様→出版社様→書店様→読者様」と流通し、読者様に定価を支払っていただく事で、出版社様の出版活動や作家様の創作活動が支えられてきました。
しかし、2次流通やインターネットを通じて、雑誌や漫画等が
違法公開されるのは、結果的に・・・。
作家様や出版社様の権利を阻害する事になると思います。
2つ目にトミカの2次加工や改造についてですが・・。
30を超えても、私はトミカを愛用しております。
しかし、最近、インターネット等でトミカが2次加工や改造されているのを見て不快感を感じております。
其の理由は、最初に、トミカブランドに傷を付けている事です。
トミカが新しく開発されるに当たり、半年以上の時間が掛かっています。
自動車メーカー様の厳しい監修、タカラトミー様独自の厳しい基準、
トミカ開発関係者の方達やトミカ生産工場の方達の努力や思いを愚弄している物だと私は感じております・・。
実際に、トミカ情報局様では、以下の様な告知をされております。
「トミカ 二次加工品に関するご注意とお願い」
平素はタカラトミー商品をご愛顧賜り有難うございます。
近時、当社商品「トミカ」に独自の彩色、装飾を付加した“二次加工品”が市場やネット通販等で見受けられます。
このような“二次加工品”の製造・販売行為は、
その態様によっては商標法、不正競争防止法等に違反する違法行為
に該当するおそれがあるものであります。
また、「トミカ」は、自動車メーカー各社様の監修を受け、さらに当社の厳格な品質基準を満たしたうえで発売しておりますので、二次加工行為により、この品質が阻害されるおそれがございます。
当社は、違法な“二次加工品”の製造・販売行為に対し厳正に対応しており、今後とも必要な法的措置を講じてまいる所存であります。
なお、ユーザーの皆様におかれましては、当社ブランド保護への取組みに対し、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
今後ともタカラトミー商品をご愛顧賜るとともに、上記の点につきましてご留意いただきますよう何卒よろしくお願い致します。
(ここまで)
此れはわたくしの意見ですが、本当にトミカを愛用しているなら、
トミカを2次加工や改造を行う様な真似は出来ないと思います。
其れもトミカを2次加工・改造して、転売するのは、悪質だと思っております。
カプコン様の人気作が悪質な改造を受けている事案がありました。
1991年に、人気作ストリートファイターの続編、「ストリートファイター2」が登場しました。
其の人気は、海外は勿論、日本国内でも当時の小中学生から社会人まで、ご支持がありました。
その影響は、他社様から様々な格闘ゲームが登場する程でした。
しかし、カプコン様やゲーム開発関係者の方達を苦しめる事態が起きました。
海外から、海賊版である「レインボー」等が日本各地のゲームセンター等で広まる事態になりました。
キャラがボタンを押す事に変更出来る、飛び道具が連続で出せる、ゲームスピードが滅茶苦茶等、ゲーム開発に当たった方達の努力や苦労を愚弄する海賊版の存在は当時のストリートファイター㈼のファンの方達からも批判の声があったそうです。
其の事案と同じ事が、「モンスターハンター」シリーズでも発生しました。
「悪魔アイルー」「改造アイルー」「改造猫」等と言われる攻撃力や防御力が桁違いに高い数値のオトモの存在は、ゲームバランスを壊したり、カプコン様、「モンスターハンター」の開発に携わった方々の苦労や努力を愚弄していると私は感じています・・・。
次の事案は、トミカやゲーム等では、ありませんが・・。
1986年、ロッテ様からビックリマンチョコが販売されました。
其のおまけに「ビックリマンシール」と呼ばれるシールが付属していました。
其のシールには、登場の小中学生を中心に人気が高まり、
発売日には、1人何個と制限が必要な位、子供達が、其れを取り扱うスーパー様等の前で、開店前から並んでいました。
其れに目をつけたコスモスなる業者が、ビックリマンの海賊版
「ドッキリマンシール」なる5枚100円で、手動式自販機で、
発売されました。
其の海賊版の売り上げは、ウィキの情報によりますと
3億5,000万円の売り上げがあったそうです。
其れの特徴には、「ロッテ」が「ロッチ」と印刷されてある物や
ロッテと刻印が無い物等がありました。
1987年にロッテ様は、コスモスを訴訟しましたが・・。
コスモス関係者の書類送検とコスモスの倒産で、あやふやな結果になったらしいです。
最後に、私が此の記事を書かせて頂いている内に感じた事がありました。
2次流通や違法な改造や、海賊版の存在等は、商品が持つ「ブランド」を傷つける事や出版社様、メーカー様、商品開発に関わった全ての方達の努力を愚弄する事やそれらの方々が持つ権利を侵害すると私は思っております。
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