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同じ方向を向き、支援していきたい

サビ管の冨塚です。

障害者就労継続支援事業所A型では、
就労支援と就労生活支援を両輪にしています。

サービス管理者(サビ管)は
主に後者の支援を行います。

就労生活支援というのは、就労するにあたり、
障害の部分やストレス、家族の問題、通勤の問題、経済問題など就労するに当たります。

また支障になっているものがあるときに、
提案や関連機関との調整などの相談支援が主です。

A型は、雇用できることが前提です。

なので入社の段階で、少し不安があるものの
就労生活の部分でほぼ問題ないことが望まれます。

雇用するということは、
雇用保険や健康保険・厚生年金保険が
適用の要件が揃っているということです。

雇用保険の要件には、
1週間の所定労働時間が20時間以上であること。

社会保険・厚生年金保険の要件には、
1日又は1週間の労働時間が正社員の概ね3/4以上であること。

とあります。


障害者就労支援事業のゴールについて

カムラックの正社員(スタッフ)は、
週40時間勤務ですから30時間勤務が前提となります。

また、利用者の勤務時間は1日6時間の週5日間勤務です。

そのため基本的には、欠勤、遅刻・早退がない前提になります。

もちろん、障害があるわけですから、
病院受診や体調不良のため
皆勤することができない事もあるというのも
また前提ではあります。

ただし、障害者就労支援事業は、
その事業所で働き続けることがゴールではありません。

一般企業での就労を目指す場所であることを考えたときに
週の半分以上を休んでしまうというのでは
A型事業所で就労できる状態にはないと言わざるを得ません。

また、A型事業所は、仕事をするところなので、
飛び飛びにしか来れないというのでは仕事をアサインする事ができません。

お仕事をいただくクライアントにとっては、
「障害があるから」という理由は関係ないわけですから。

では、どうするのかというところが、
就労生活支援の部分になると思われます。

たとえば、服薬の問題があります。
障害者就労支援施設は福祉であって、医療ではありません。

ですから相談に乗ったり、アドバイスをすることは出来ても、
薬を処方することは出来ません。

調子が落ちたときにまず助けになるのは薬であり、
服薬管理は大前提になるはずです。

見学に来る方々に仕事をしたい理由を聞くと、
「人や社会の役に立ちたい」「堂々と街を歩きたい」
「親を安心させたい」
といった答えが返ってきます。

この気持ちを適えられるよう、
同じ方向を向き、支援していきたいと思っています。

 

 

 


上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。

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