こんにちは。平成28年1月にカムラック県庁前事業所に入ったKです。
46歳の男で「統合失調症」を12年近く患っていて、入院も4回したことがあります。
いろいろな仕事を渡り歩いて
私の特徴として「仕事が長続きしない」「すぐ疑問に思えてくる」といった所があります。
「統合失調症」を患ってからは4つの仕事を経験してきましたが、いずれの仕事も半年~1年半くらいで辞める結果になりました。
障がいをオープンにしていたので配慮はありましたが、段々と気持ち的にきつくなってしまいました。
その中でも清掃業務は他のA型事業所で経験したものですが、体を慣らすということ以外に意味が見つからず「このまま続けていても意味があるのか?」と疑問に思えてきました。(清掃も立派な仕事ではありますが)
縁あって
そんな私が、縁あってカムラックに入ることになりました。入っていきなり、大手ベンダーのシステムのテスト業務をしました。
パソコンは趣味でプログラムをいじる程度のスキルしかありませんでしたが、「テスト業務はこんな感じでするのかぁ・・・」と大変興味を持ちました。
その後もJavaやHTML・CSSなどを勉強したり、実際にホームページ作成業務をしたりしていく中で「IT系の業務は面白そうだ」と感じてきています。
体調の波
8月に仕事とは全く関係のないことで突然気分が落ち込んで2ヶ月入院することになりましたが、その間も気遣いを受けました。サービス管理責任者の方や生活指導員・職業指導員の方から「体調が戻るのを待っているから」と励まされ、病院とも連携を取っていただきました。復帰してからも徐々にペースを取り戻すことを優先していただいています。
新たな業務に向けて
12月から新たな業務(会計ソフトでの仕訳入力)が始まりますが、その業務のリーダー的立場として抜擢していただいています。
簿記を少しだけかじっていることだったり、また年齢的な面での立場からだったり理由はあるとは思いますが、期待に応えられるよう精進したいと思います。
周りのメンバーさんを引っ張ると言ったら大げさですが、各人の障がい状況や個性も考えながら業務を回していくことも必要で、今まで単純業務で働いてきた私にとっては「新たなチャレンジ」という側面があります。
各人の成長を促してくれるA型事業所なんてそうはないと思いますよ。
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。