熊本大震災から1年2ヶ月。
九州げんき事務局が熊本復興支援通販サイトの運営をスタートさせて10ヶ月が経ちました。
2016年8月に第1弾として、阿蘇クララファームさんをリリース。
続いて2017年4月に第2弾として、まよみ堂さんをリリースしました。
リリース後、予想以上の反響をいただいております。
2017年3月には、売り上げの一部を義援金として熊本県福岡事務所にお渡しすることができました。
今回は、まよみ堂さんについてご紹介させていただきたいと思います。
2016年4月14日に震度7、4月16日に震度6強の地震が熊本と大分で相次いで発生しました。
震災当初まよみ堂さんの状況はどのようなものだったのでしょうか・・・。
まよみ堂代表の田中いずみさんに伺いました。
震災前当初、賃貸の店舗兼住宅で営業をされていました。
地震の影響により建物が被害を受け退去命令が出されてしまいます。
新店舗と住居と両方探すのに大変苦労されたそうです。
突然店舗も住居もなくなる状況。想像できるでしょうか。
車中泊を続けながら、なんとかまずは店舗の引越しにこぎつけます。
そこでもう一度営業の再開に踏み切ることになりました。幸い飴を練る機械などが無事だったのです。
熊本はもともと、地震の「安全地帯」と言われていました。大規模な地震が少ないことで有名だったのです。もちろん地元の人たちでさえも、その神話を疑ったことさえありませんでした。
「震災前は、まさかこんなことが熊本で、それも身近に起きるとは思っていませんでした」と田中さんも言われています。
このような混乱の中、精神的にも追い詰められたことでしょう。
しかし田中さんは言われます。
「各地のお客様やお得意様からの励ましの言葉に、前を向いて一歩ずつ焦らず進むしか方法はないと時間とともに理解していくことができました」
震災後に営業を再開して間もなくのこと、これまでのお客様方からこんなお声をかけていただくことがあったそうです。
「ピーナッツボンを買い置きしててよかった」
「避難する時に家から持って行って食べたよ」
「避難生活しながら周りの人たちと分けておいしく食べたよ」
「ああいう時に甘いお菓子は本当にホッとするね」
と。
このようなあたたかく励ましになる声をたくさんかけてくださったそうです。
いろんな不安もあるなか、少しずつそれは解消されてきます。
田中さんは、「これからもお客様のさまざまな形で喜んでもらえるお菓子を作り続けたいという思いでいっぱいです」と、これまでよりもさらに想いを込めたお菓子作りに励まれるようになったそうです。
真心がこもったおいしいお菓子を作り続けてもらいたいです。
「まよみ堂」。店名の由来は、店主の子どもの頭文字です。
「子どもに安心して食べさせたいお菓子」、「大切な家族に体に良いお菓子を食べて貰いたい」、そんな家族を大切におもう気持ちを持ちながら、安心できる体にやさしいお菓子をつくり続けていらっしゃいます。
保存料・香料・着色料を使用せずに「体にやさしい」美味しいお菓子造りに日々取り組まれています。
ひとつひとつ、丁寧に真心込めてつくるまよみ堂さんのお菓子をどうぞお楽しみください。
また、「手造り」にこだわっているので仕上がりの形はひとつひとつ微妙に違います。手造りならではの温かみのあるお菓子をどうぞお召し上がり下さい。
九州げんき事務局が運営するまよみ堂さんの熊本復興支援通販サイトでは、まよみ堂商品群の中からとびきりおすすめの4商品を販売しています。
●ピーナッツボン(プレーン)3袋・・・2,100円(税込 2,268円)【送料込み】
●ピーナッツボン(黒糖)3袋・・・2,100円(税込 2,268円)【送料込み】
●熊本いきなりだんご2個入り6袋・・・3,200円(税込 3,456円)【送料込み】
●塩おはぎ2個入り8箱・・・3,500円(税込 3,780円)【送料込み】
熊本地震に負けずに頑張っているまよみ堂さん。
私たちが支援する立場なのでしょうが、逆にとても元気と勇気をもらっている気がします。
復興支援は、一過性のものではなく継続して支援していく必要があります。
九州げんき事務局は、これからも継続して復興支援の通販サイトを運営していきます。
カムラックのメンバーも、実際にまよみ堂さんのお菓子をみんなで食べてレポートをしてくれました。
次回は、商品の紹介とともにカムラックメンバーによる食レポもお届けします!
それでは、お楽しみに!
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