領収書分別、記帳代行を本格展開
(ふくおか経済 2018年6月号 358号 )
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IT関連における障がい者就労支援事業の(株)カムラック(福岡市博多区上呉服町、賀村研社長)は4月4日、領収書仕分け、記帳の代行サービスを本格的に開始した。
会計士事務所や税理士事務所向けのサービスとして2017年春から少しずつ手掛けてきたことで、独自のサービスノウハウを構築できたことによるもの。
これを受け、専属の障がい者スタッフを3人から5人に増員したほか、得意とするプログラミングなどIT関連に特化した障がい者就労支援に加え、一般事務の分野にも領域を広げることで、より幅広い就労スキルの習得を促進していく。現在、月に1~2万枚の領収書仕分けが可能で、まずは初年度は5社の契約を目指す。
賀村社長は「本来、士業は企業における社外CFOの役割を担うが、領収書仕分けや記帳代行の業務に追われてしまうケースが多い。今後、蓄積したノウハウを仕事の質を強みに士業をサポートしていきたい」と話している。
同社は2013年10月設立。資本金500万円。従業員70人。障がい者就労支援A型事業所を2ヵ所、就労移行支援事業所「ホップ・ステップ・カムラック!」を1ヵ所運営している。 【ふくおか経済様 掲載許可確認済み】
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。