正月休み中、企業の障害者雇用枠で非正規雇用から正規雇用された方のYouTube動画を見ました。
結論から言うと企業への就労は止めておけ、Aで充分という内容でした。
(理由)
・障害者雇用で多くの方が給与面を期待されがちですが、実際は非正規雇用からスタートするので最低賃金とそう変わらない点。
・配慮への過度な期待をしても無駄。むしろ早退や遅刻、休みが多くなると障害者だけズルいいう空気になることもある。
・非正規から正社員になれるかもと頑張っても、なればなるで苦労が多い。会社も正社員にするメリットがあるから正社員にするのだからそれだけ仕事での要求も高くなることを認識しておくこと。
・思っている以上に人間関係がドロドロしている。少なくとも二割の方からは目の敵にされる。忌み嫌われる。
だったらそんなに変わらなくて稼げて配慮あるA型をオススメするとのことでした。
全てがこの方の言っている通りではないですが、結構当たってるかなと思うところも。
私は人口減による国の財源が圧迫する中、将来的には就労継続支援A型事業への予算投下は無くなり、その分企業に対しての障害者雇用の役割がさらに大きくシフトすると見込んでいます。
きっかけはどうであれ、就労継続支援A型という制度が無くなり、企業が当たり前のように障害者を雇用する社会になるということは、ひとつの社会課題が解決されたということと前向きに捉えたい。
自分でやっておきながら言うのもなんだが、私もその本来の目的を達成した上でA型が無くなる(私達の力を必要としない世の中)社会が来るのを望んでいる。
しかしながら、一部であるにせよ企業の障害者雇用がこの方の言うようにあるのであれば、また別の社会課題が生じると安易に想像できる。
カムラックの事業はこの次の社会課題解決に向けたビジネスモデルに変化していくことだろう。
今年はその事業が産声をあげます。
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