「春」について
私は四季の中では春が一番好きです。
それは世の中が新しく動き出す、新しく始まるような、なんとなくわくわくする気持ちになれるからです。
保育園、幼稚園、小、中、高、大いろんな学校で新入生が入学してきます。会社でも新入社員が入社してきます。
私も経験がありますが入学にしても、入社にしても初めての所に行くのは、どんなとこだろうか?どんな人がいるだろうか?
といろいろ不安もありますが、あんなことやりたいなとか、こんなこともやりたいななどと期待と希望がありました。
そう言った不安と期待が入り混じったドキドキ感と、わくわく感を今でも、春になると感じます。
それと春は「生命が動き出す」と言うのを感じられると言うのもいいなと思います。
冬眠していた動物達が目を覚まします。
冬の間、姿を隠していた虫たちも活動をはじめます。
私が一番好きなことは、植物たちがものすごい生命力でどんどん変化していく姿を見せてくれることです。
桜の木ひとつを見ても冬の時は、茶色の木がぽつりと立ってるだけだけど、春が近づくにつれ枝のあちこちに
芽を膨らませ、毎日眺めていると日に日に成長して行くのがわかるほどです。
朝のテレビ番組でも、今日の桜の芽がどれだけ膨らんだか毎日放送していました。
春本番になると桜はピンク色の見事な花を枝いっぱいに咲かせてくれます。
桜の木にたいして自然と「きれいな花を見せてくれてありがとう」と言葉をかけたくなります。
その桜の木の下では、今年も大勢の人が集まって花見をやっていました。
私も桜の木の下で、ゆっくりと座って眺めていましたが、何とも言えない気持ちでした。
春は人のこころを、高揚させる作用があるのかもしれません。
春になるとなにか始めたいなと言う気持ちになります。
去年から始めたものに、家庭菜園があります。
これも植物の成長が見られて、最後は収穫できると言う、一つで二度おいしいものです。
今年は何を植えろうかな?とたのしみです。
このように私にとって「春」とはこころをわくわくさせ何かに挑戦させる季節かもしれません。