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続・論理パズル(part2)『三人の囚人?』

「続・論理パズル(part2)『三人の囚人?』」
 
前回の「論理パズル(part2)」の「三人の囚人?」の続編です。
 
前回の「論理パズル(part2)」の「三人の囚人?」で、ちょっと私の記憶違いと急いで作りましたため、私が思い出しながら記述しました「三人の囚人」の問題と答えは間違いではありませんが・・・
実は原文と違うアレンジバージョンになっていましたので(そのほうがオリジナリティーがあるし、原文より少し難しくなっているので面白いと思うのですが・・・)、そのことの補足と、若干の脱字があり、わかりにくくなっていました点をお詫びしておきます。
 
前記事で、この「三人の囚人?」のアレンジバージョンの一応の答えを書きましたが、これは実は、もっと深い別の答えがあります。
 
ある条件の場合には、答えが成立しないと言いますか、問題自体が成立しなくなるのです(原文の問題も同様です)。
 
それは、囚人2人以上が同じことを同時に考えて動こうとした場合です。
 
前記事の答えのようにAが考えて、同じようにBかCが考えて同時に動いて釈放されようとした場合、Aの推論が成り立たなくなり(なぜなら、BもCもずっと考え込んで動かないということで成り立つ推論ですから)、2人以上が同時に動こうとした時、パラドクス(矛盾)が生じて、推論と事実が合わなくなり、推論が破綻します。
 
わかりやすく言いますと、Aがあのように推論して答えがわかり動こうとした時に、もう一人が同時に同じ推論で動こうとすると、結局誰も推論と事実が矛盾して動けなくなるという状態になります。
 
要するに何が言いたいのかと申しますと、論理にしろ論理パズルにしろ、必ず成り立つ答えでなくては正解とは言えないのですが、この問題と答えは、必ず成り立つのではないので、論理的な正解とは言えないところがあります。
 
それが、この有名な論理パズルの問題と答えの弱点と申しますか、非論理的なところだと私は思います。
 
以上、簡単ではありますが、論理パズルの「三人の囚人?」のアレンジバージョンの続編でした。
 
 
論理パズル「三人の囚人?」は、これにて終わりです。
 
 
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