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玄界灘の荒波に浮かぶ島壱岐(いき)『壱岐、其の一』

『壱岐、其の一』
 
玄界灘の荒波に浮かぶ島に壱岐という島があるのをご存じだろうか?
 
私の故郷である。
 
九州にお住まいの方は、天気予報などでまとめて『壱岐・対馬地方』と呼ばれるのを耳にした方も多いのでは?と思う。
しかし、ほとんどといっていいほど壱岐と対馬は交流がない。
私自身、高校を卒業するまで行ったこともなかったし、福岡に住んでいる今、仕事で行ったことが2度あるだけだ。
 
つまり博多港⇒壱岐⇒対馬の位置関係というか距離はほぼ等距離である。
博多から壱岐までジェットフォイルで1時間強(フェリーで2時間強)、壱岐から対馬までジェットフォイルで1時間強(フェリーで2時間強)という感じなのだ。
 
壱岐は海水浴への観光は盛んだが、対馬には岩場が多く、海水浴への観光はあまりないと聞く。
ただ、対馬には何と言っても天然記念物のツシマヤマネコがいる(何を対抗意識を燃やしてるんだろ・・・。)。
まあ、福岡市動物園でしか見たことはないのだが・・・。
 
さて、壱岐の島である。
皆さんは、島で草野球をしてホームランを打てば海に落ちる?くらいの小さなイメージを持ってらっしゃる方もいるのでは??
ところがどっこい、4町(郷ノ浦町、勝本町、芦部町、石田町)あり、国道さえ通っているのである。
まあ、2時間もあれば島は1周できるのだが・・・。
大学卒業後、仕事でしていて、お客さんとの会話の中で壱岐の話になると決まって『え!?そんなにいるの?』言われたものだ。
だが地方の何処も抱える問題、過疎化が進んでいるという実情に漏れず激しく?過疎化が進んでいる。
 
現在人口3万人を切ったとさえ言われている。
団塊世代の方たちが少年だった昭和30年代には5万人超えていたらしい。
私が高校時代も通ってた高校は生徒数1,200人で9クラスあった(もう一つの高校でさえ650人だったと思う)。
今は、その半数ほどのようだ。
関係ない話だが、わが母校・壱岐高校は夏の甲子園予選、長崎県大会、一度だけ決勝に進んだことがある。
昭和53年の夏だった(当時、小学校3年生だった。)。
決勝では、後に広島カープに入った白武投手擁する佐世保工業にコテンパンにやられましたけどね。
そして昭和51年、甲子園を沸かせたサッシーこと酒井投手の出身地は壱岐である(後にヤクルト入団)。
オープンカーに乗った彼がパレードをしたのを子供心に覚えている。
 
いかんいかん、話がどんどん逸れてしまっている(汗)。
 
壱岐の島のことだった。
 
島のことを大きく分けると(1)海 (2)食 (3)温泉 (4)観光スポット の四つに絞れる?かな?
 
海水浴で来られる方はかなりの数である(夏はフェリーが難民船状態になるほどだ。明らかに定員オーバーである)。
帰省する人間にとっては、かなり迷惑に感じる人も多いのも事実なのだが・・・。
 
そう!なんといっても海が綺麗なのである!
周りが海に囲まれているのだから、当然といえば、当然だけどね。
著名な海水浴場を挙げると、筒城浜海水浴場、大浜海水浴場、錦浜海水浴場、清石浜海水浴場、大島海水浴場などなど。
確かジェットスキー、バナナボート、などなど娯楽設備も整っている。
 
一番人気があり観光客も多いのは筒城浜海水浴場だと思う。
遊ぶには一番、整っている印象ですね。
 
どの海も本当に綺麗である。
 
しかし・・・。
本当に綺麗ということを求めるのであれば・・・。
 
やっぱり、我が生まれた町である勝本町にある辰の島海水浴場だ。
町から船で渡る無人島。
もちろん水などは出ない。
しかし、ここの海は正直、他の海水浴場の『海が綺麗だ』というのとは比較にならないと思う。
 
船が島に着くまでの数分間の透き通った海は絶景だ。
 
僕の小さな頃も従兄弟などが来たら必ずといっていいほど行ったものだった。
海の家などない本当の無人島だ。
百聞は一見にしかずという言葉にもれず、お勧めの海です。
とういうか、是非、一度訪れてほしい島ですね。
何故か鹿が生息してる。
 
食に関して言えば、まず魚介類だろう。
よく在京の方が、福岡にいらした時、食事をすると『福岡は魚が美味しいですね。』という言葉を言われる。
『でしょ?』みたいに話を合わせて来た自分がいるが、心のどこかで『そこまで、美味しいかな?』なんて思っている。
実際、刺身を美味しいと思って通った店は何軒かしかない(別に私は決してグルメではない)。
だって、毎日のように親戚などから取れたての魚を譲り受け食べてても優劣があるのに鮮度だけではない何かがあるんだと思う。
冬場の鰤、そして大型船が獲るヤリイカ。
絶品だと思う。
ちなみに私の母は島から福岡に遊び来て私と食事に行って刺身を注文して事は一度もないと思う。
 
そして、あまり知られてないのだが、鮪が獲れるのである。
 
まあ、青森の大間程ではないが、2004年だったと思うが、築地の正月の初値で記録を更新したこともあるのだ。
ちなみに大間は言わせてもらえば、釣った鮪をそのまま港まで引っ張って入るから痛みは激しいらしい。
我が町の漁師は、船に挙げ血抜きをし水氷する為、形も崩れず美味しいらしいです。
(私的には、極寒の大間のほうが魚の身がしまって美味しいんじゃないかと思っているのだが、わざわざそんなことで友達の漁師と口論することもないと思っているので口には出さない)
 
次に『うに丼』かな?実際、あまり店で食したことのある地元民は少ないんじゃないかと思う。
実際、私も商品としての店で食したことはない。
うに=高い=商売品というイメージが強い。
だから、頂ものとして生うにをご飯にぶっかけて食べた程度の贅沢さしか味わったことはない。
しかし、美味であることに疑う余地はない。
いろんな店があるらしいが、『お食事処大幸』が一番うにの量も多く、質もいいみたいです。
この店は、割烹料理屋ではなく、地元の食品物産店です。
 
 
これは、私が壱岐に住んでいたころにはなかったのだが、現在『壱岐牛』というブランドが有名みたいです。
 
実際、私に届かない値段のような気がしてるので食したことはないのですが・・・(汗)。
 
さてはて、ネタは尽きないのだが、壱岐は、な、なんと『麦焼酎発祥の地』なのである。
どこでどうやって決まってか経緯は知らないのだけれど・・・。
 
私の育った町は、漁師町で漁師じゃない方の職業は町役場、郵便局、漁協職員などで、小学校の時クラスでお父さんが漁師じゃない人?と先生が問えば、酒屋の女の子と私と工務店の息子の3人だった記憶がある。
町は湾岸沿いに家が立ち並び、隣の家には屋根を蔦っていけるという町並みである。
当時は中学校を出てそのまま船に乗る人間も結構多く、そういった人は、そう何をしても怖くないのである。
変な言い方だが、別に警察に処分されようが船には乗れる。
だから、ある意味荒れた町だった。
そんな漁師の若い衆と仲が良かった私は高校生くらいになると一緒にお酒を飲んでた。
もちろん、味などわからないし、酒といえば焼酎だった。
都会に出て、芋焼酎、蕎麦焼酎、米焼酎などがあるのを知ったくらいで、焼酎の種類なんて知らなかったし、後々、自分たちが飲んでたのは麦焼酎と知ったくらいである。
何が言いたいかというと、壱岐には、つまるところ麦焼酎しかないのである。
 
そのブランド名はというと、一番知名度が高いのは『壱岐っ娘』?かな?その他にも『天の川』、『壱岐』、『山の守』、『壱岐の華』、『猿川(サルコー)』、『雪州』などがある。
私のお勧めはというと・・・。
『山の守』ですね。とにかく強さを感じさせる焼酎です。
ちなみに長崎県下でも肝臓を患う方が人口に対する割合が高い島でもあるらしいです。
 
海、海水浴というイメージが強いせいか、意外と知られてないのが温泉が出ることであり、ちいさな温泉街があることだろうか?
効能はよくわからないのだが、よく皮膚の炎症などの治癒に通われている方もいらっしゃるようだ。
 
私自身も夏場はともかく、帰省した際にはワンコイン(500円)で入れる『平山旅館』によく行く。
蒸し風呂、露天風呂も最高です。
他の温泉も低料金で入れるところが結構多いです。
料理も美味しいし、冬の訪問には最適なんじゃないだろうか?
 
村上ファンドという言葉を覚えてらっしゃるでしょうか?
以前は、平山旅館・別館だったところを村上さんが買いとったとされる『海里村上』というのがある。
ここは壱岐の中の極上旅館だろうと思う。
旧・平山旅館の頃には友人の結婚式などで数度、行ったことがある。しかし、『海里村上』に改装されてからは壱岐では違った風情を醸し出してる気がする。
まあ、平たく言えば『お高く留まってる?』的な感じが否めないのです(庶民の僻みなんですが・・・。)
よく芸能人がお忍びで来ているらしいです。
 
観光スポットという観点からすれば、一も二もなく、やはり『猿岩』だと思う。
他に『鬼の足跡』、『左京鼻』、『原の辻古墳』などあるが・・・。
こちらは、堂々とパンフレットにも載ったりしてるし、ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、間近で見て、本当に猿に見える。
見事な自然の作品といえるのではないだろうか。
 
つらつらと我が故郷・壱岐について書いてみました。
 
まだまだ、書き足りないこと、小さな情報はあるが、本日はここまでにしておきたいと思います。
続編を書く?機会があれば書きたいと思います。
 

 

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