「対人緊張について」
対人緊張につきましては、私の以前の記事「私のアマチュア心理学(回想)」でも若干触れましたが、対人緊張で20年以上悩んで色々やってきましたので、アマチュアですがセミプロ程度でありますので、今回は、このテーマで書いてみます。
対人緊張にもいろんなタイプの対人緊張がありますが、ここで取り上げます対人緊張とは、いわゆる、あがった状態のことです。
これは、人間としての普通の反応でもあります。ですから、対人緊張とか、あがりというものは、普通の人でも理解しやすいものです。
健康的な普通の人でも、よっぽど肝が太い人でない限り、大勢の人前でいきなり即興で話さないといけない状況になったとすると、ほとんどの人が、程度の差はあっても緊張・あがるでしょう。
人間の進化の過程で、敵から襲われるときに緊張した状態でなく、のんびりしていると、敵に襲われて食べられてしまいます。
ですから、緊張というものは、人間の進化で、生存するのに必要な状態です。
ただし、度を越した緊張が頻繁に起こるとなると、生活に支障を来たして、障害となります。
大勢の人前で即興で話さないといけないような緊張状態が、日常生活や社会生活で頻繁に強く起こるとなると、それは普通の緊張ではなくなり、いわゆる、激しい対人緊張・あがり症となります。
そして、対人緊張が恐怖になると「対人恐怖症」と呼ばれる事になります。
大勢の人前で即興で話さないといけないようなきつい緊張状態は、健康的な人でも理解できますよね。その状態が、人とあうたびに頻繁に起こると思ってください。それが苦しいであろうことは理解できますよね。
対人緊張症?(そのような病名はありませんが…)・対人恐怖症・あがり症(最近では、医学的に社会/社交不安障害と呼ばれるようになり、医学的には○○不安障害と呼ばれることが多いようです。)の人たちは、このような状態の人が多数です。
これは、対人緊張・あがり症・社会/社交不安障害が健康的な人と連続しており、程度の問題であるともいうことができます。
具体的な症状としては、緊張や不安をベースとして、赤面症・視線恐怖症・醜形恐怖症・書痙・吃音(どもり)・多汗症・等々があります。(詳細は、ウィキペディアの「対人恐怖症」や「社交不安障害」などでお調べください。)
また、これらも原因して引きこもる人たちもたくさんいます。
そして、対人緊張・あがり症・社会/社交不安障害の人たちは、症状が出ていない、または弱い時は、外見では普通の人と変わらない人が多いために、見た目で分からない人がたくさんいます。
対人緊張・あがり症の有名人は、ウィキペディアの「対人恐怖症」によれば、夏目漱石・釈由美子・三浦友和などがあげられています(釈由美子さんは、純粋なあがり症【ここでは、対人恐怖症】ではないと私は見ていますが、私はプロではないので具体的なコメントは避けておきます)。
これらの有名人を観ましても、外見では、ほとんどわかりません。
また、パニック障害という病気がありますが、これも不安障害の一種で、対人緊張・あがり症・社会/社交不安障害の親戚のように分類されており、カミングアウトされている有名人もかなりいらっしゃいます。
また、対人緊張と人見知りや内気な性格は関連しており、程度の問題とも言えますが、そういうのを全部ひっくるめますと、かなりの割合の人がなる状態だということもできます。
対人緊張・あがり症・社会/社交不安障害を20年以上もやっていますと、他に記述することは、たくさんあるのですが、今回はこれまでとして、また続きがあるかもね?とします。
つづくかも?
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