NHK100分de名著『(アインシュタイン)相対性理論』への書評
簡潔に書きます。
上書の簡単な書評をいたします。
天下のNHK、それも、アインシュタインの『相対性理論』。
筆者は、佐藤勝彦氏、 東大名誉教授(京大大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。・・・東大大学院理学系研究科教授などを経て、現在は東大名誉教授。2010年 学士院賞受賞。)というエキスパート。
このエキスパート様と、正確性も重要な天下のNHKの皆様方が製作された、この本とTVの簡単な書評をしてみましょう!
この本での問題のひとつは、この本のP4の【はじめに】「誰にでもわかる『相対性理論』の世界へ」の目次のタイトルです。
何が問題かと申しますと、論理的に言えば、「誰にでもわかる『相対性理論』の世界へ」という言葉・言及は、文字通り誰にでも、赤ちゃんにでも『相対性理論』の全部がわかるという事になります。
誰にでも・赤ちゃんにでも、アインシュタインの『相対性理論』がわかるわけはありません。
論理的ではなく、一般的に見ても、アインシュタインの『相対性理論』全部は、一般の高校生レベルではわからない・理解できません。
大学生でも理解できない人が多数ではないでしょうか?
一般的な理系の大学生でも、『相対性理論』全部(特に『一般相対性理論』)をわかる・理解する事は困難です。
『相対性理論』は『特殊相対性理論』と『一般相対性理論』の二つで成り立ちますが、『特殊相対性理論』は理解しやすいですが、『一般相対性理論』は超難解です。
『相対性理論』がわかるとは、『特殊相対性理論』と『一般相対性理論』の両方がわかるという意味でして、『特殊相対性理論』だけわかっても『相対性理論』がわかった・理解できたことにはなりません。
ですから、この本の問題は、【はじめに】の「誰にでもわかる『相対性理論』の世界へ」という言葉・言及が正確ではない事があげられます。
これが、「『特殊相対性理論』は、高校生程度ならわかる」ならば、まんざら間違いではありませんが、「誰にでもわかる『相対性理論』の世界へ」言及は、論理的にも一般的にも正確ではありません。
現に、この本では、『特殊相対性理論』については、わかりやすく書かれていますが、『一般相対性理論』については、少ししか書かれていません。
この本では、『一般相対性理論』を誰もがわかる・理解することはできません。
アインシュタインの『相対性理論』全部は、そんなに簡単な理論ではなく、難解な理論ですので、誰にでもわかる・理解できる理論ではありません。
これが、私のこの本とTVへの簡単な書評でもあります。
ご興味のあるかたは、それが本当かどうか、ご自分で確かめられてみられてはいかがでしょうか?
今回は、この辺で、この書籍への簡単な書評を終わりにいたします。
では皆様、また次回。
T.S(これから、イニシャルを付けます。今までの作品は、「論理(自分で選んで生まれてきた…)・(論理的に、絶対的なもの…)」・「論理パズルシリーズ」・「心理学系」・「哲学系(人間の存在意義)」・「あがり症」・「サークル」等です。これからも良い記事を作り、カムラックを宣伝して行きますので、よろしくお願いいたします。)
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