「カムラックで働いて今思うこと」
私は、今年の初め1月6日からカムラックで働かせてもらっています。新聞に簡単なパソコン作業ができる障がい者の方募集と言う記事を見て応募してカムラックでおせわになっております。
私は5年前に、脳出血を2回と脳梗塞を1回と計3回にわたり脳にダメージを受けて障害をもつことになりました。
身体的な障害は、左半身が麻痺してしびれた状態になっています。口回りもしびれがあり、疲れが溜まるとしゃべりにくくなります。
精神的には感情のコントロールができないという障害があります。この2つの障害は今でもリハビリを自分なりに続けて、大きな変化はないけど、少しづつではありますが良くなってきています。
カムラックに入る前は、一般の会社で働いていました。そこで今までできていたことが、出来なくなっていることがいくつもありました。
機敏に動くこと、細かい仕事をすること、急いでやること、物を覚える事など病気をした後、これらのことができなくて前の会社は、退職することになりました。
そういうこともあって、最初カムラックで働いて間もないときは、自分にできるだろうか?仕事を覚えられるだろうか?また辞めることに、なるのではないか?と毎日が不安でした。
そんな時社長やスタッフの方達から「あせらなくていいですからね、自分のペースで、やってくださいね。」とやさしい声をかけてもらいました。あの時は気持ち的に、ずいぶん落ち着くことができて、楽になりました。
今ではゆったりとした気持ちで仕事に取り組めるおかげで、新しい仕事など少し難しいこともすぐには理解できなくても、何回もやっていくうちに少しづつわかるようになり、仕事にやりがいが出てきて、仕事自体が楽しく感じられるようになりました。
社長やスタッフの方達は一人一人のメンバーさんによく気を配られているなと、思います。私自身「体調はいいですか?」「血圧は大丈夫ですか?」「困ったことはないですか?」といつも声をかけてもらっています。いつも感謝しております。
メンバーさん一人一人も他の人を思いやる人が、多いように思います。
誰かが困っていると誰かがそっと手伝っていたりする光景を良く見ます。そう言うのって見ていてとてもうれしいですね。
仕事を一生懸命と言うか仕事を楽しんでやっているメンバーさんが一人一人、増えているような気がします。そういう人は顔の表情が、がらりと変わってすごく、好感が持てる人になっています。
今からカムラックはどんどん伸びていくと思います。その為にもみんなで、盛り上げていきたいと思います。カムラックが伸びていくこと自体が、みんなの幸せに通じることだと考えています。
賀村社長にはカムラックが伸びていく土台を用意してもらっていますので、少しでもそれに答えられるように楽しんで頑張っていきたいと思います。
カムラック=Comeluck=来る・幸運=幸運が来る。=皆が幸せになる。
と私は思っています。
カムラックあんしんラボ呉服町事業所では、障がい者の方がパソコンを活用し、ホームページ制作、コンピュータグラフィック、デザイン、データ入力、名刺作成、アプリケーションやソフトウェアの開発・動作確認、施工図作成、ITを活用した手話サービス等、パソコン軽作業から各種プログラム開発まで幅広いお仕事をしています。
あわせてカムラックは障がい者の働く環境の常識を変え、障がい者の新しい未来創りにチャレンジしています。
カムラックのホームページはコムログクラウドで作られています。
一般公開するまで無料で使えますので是非触ってみたください。
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。