先日カムラックで開催された2時間一コマで合計3回、3日間のカリキュラムで行われた
「2015 コミュニケーション・ベース福岡」に、中尾も参加してきました。
参加者は3回とも30名ほどいらっしゃって県庁前の事業所にいっぱいでした。
こちらの講座は元々お母さん向けのコミュニケーションの講座だったものを、
社会人の人にも聞かせたいという想いからスタートしたようです。
僕も仕事でさまざまな人と関わるなかで、もっと良い関係を築いていきたいと思って参加しました。
ただの座学ではなく、参加者同士で気づきを共有することがメインでしたし
講師の山崎先生の話が面白く、終始笑っていた気がします。
今回の3回を通じて幾つも大事なことを教えてもらったのですが
一番の学びは
『自分のパターンに気付くことの大切さ』でした。
今回は自分のパターンに気付くことの大切さについて記そうと思います。
自分のパターンに気付くことの大切さ
人は無意識のうちに自分のパターンを作っていて、
それ以外の選択肢が見えない状態で生きているそうです。
自分のパターンがある例は、
靴を最初に履く足や、腕を組むなど日常の行動。
その他には、部下が失敗した時の対処の仕方。
怒る人であれば怒りをぶつけることが、その人のためだと思って無意識にやってしまいます。
その人の価値観で言うと、昔も上司からそう育てられてから当たり前なのです。
だから
「こっちは良かれと思ってやっているのに、なんであいつは分かってくれないんだ。変わってくれないんだ。」と相手に責任を求めます。
それが職場の関係を悪くしていきます。
この状況から抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか?
相手ではなく、自分が変わる
その答えの一つは、
相手に求めずに、自分が変わることです。
先ほどの例で言えば怒るというパターンだけでなく、
もっと相手にとって良い方法があるかもしれないと
まずはその自分の行動のパターンを疑い、自分から変わる事。
そして相手にとって相応しい行動を選びます。
そこから人との付き合い方や出会い方がプラス生まれるかもしれません。
これまで一度どこかで自分は悪くない、相手がもっとこうしてくれたら・・・
とどこかで思っていました。
だけどいま、
相手にうまくいかない原因を求めるのではなく
自分のパターンに気付き、相手の声に耳を傾け、どうすれば上手くいくか考えています。
このことを実践しはじめて最近、効果が見え始めた気がしています。
最後に山崎先生、一緒に受講したみなさん、ありがとうございました!!
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。