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オムロン京都太陽株式会社さん、社会福祉法人「太陽の家」京都事業本部を訪問してきました

紅葉シーズンの11月、京都に行ってきました。

目的はオムロン京都太陽株式会社さん訪問です。

オムロン京都太陽さんは、オムロン株式会社と社会福祉法人太陽の家の共同出資会社です。

企業と福祉の両立を役目とし、障がい者の就労と雇用の機会を作り、仕事の安定確保と事業経営の安定を図り、かつ、障がい者が自ら働くことにより生きがいを見いだせる環境づくりに努められています。
※オムロン京都太陽株式会社会社案内資料より抜粋
(オムロン京都太陽株式会社ホームページへ▶︎ http://www.kyoto-taiyo.omron.co.jp/index.html​)

太陽の家は、障がい者が社会の一市民として働き生活するところです。
創立以来、「保護より機会」をモットーに障がい者の働く場所作りをすすめています。
太陽の家では、身体障害を科学と技術で補い、生き生きと働きながら、誰もが自立した生活を送ることを一番に考えています。
※オムロン京都太陽株式会社会社案内資料より抜粋
(社会福祉法人太陽の家ホームページへ▶︎ http://www.taiyonoie.or.jp/)


福祉の世界や経営者の中で「太陽の家」さんは超有名ですね。
天皇陛下も来られる程の障がい者就労施設です。

私もこの業界に入る前から経営者の方数名から聞いたことがありました。

福祉の世界に入って最初の頃は、

障がい者福祉をやるなら「太陽の家」を知ってるか?
やるならあそこを目指さないと!


とかよく言われました。

ですので今回の訪問はとても楽しみにしていました。

当日はオムロンのグループ企業の社長様にわざわざ京都駅まで迎えに来ていただき、車で色々と案内いただきながらオムロン京都太陽さんに入りました。

(オムロン京都太陽さんの玄関を入ったところ)


最初に会議室に案内いただき、宮地社長自らプロジェクターのスライドと会社概要のパンフレットで設立経緯や理念、現状の取り組みについて説明いただきました。


その後は1Fから3Fまで工場の中をこちらも宮地社長自ら案内していただきました。
ここでは約150名の障害者の方が働かれています。


冒頭で説明いただいた「身体障害を科学と技術で補い障がい者の働く場所を作る」という取り組みが随所で見られました。
いろんなアイディアや工夫が盛り込まれていました。

(オムロン京都太陽様ホームページよりリンク抜粋)
快適な職場環境作り▶︎ http://www.kyoto-taiyo.omron.co.jp/kufu/kankyo_h.html​
生産への取り組み
・センサ付属品袋詰め作業▶︎ http://www.kyoto-taiyo.omron.co.jp/kufu/kaizen1.html​
・形S82K梱包作業▶︎ http://www.kyoto-taiyo.omron.co.jp/kufu/kaizen2.html​
・形P2CFカバー整列供給と端子挿入作業▶︎ http://www.kyoto-taiyo.omron.co.jp/kufu/kaizen3.html​

みなさん元気に黙々と働かれておりました。

弊社も見学の来客が多いですが、こちらはもっと多いと思います。
みなさんの挨拶と笑顔がとても気持ちよかったです。

雇用の仕組みとしては、オムロン京都太陽さんが働く環境と仕事を供給し、太陽の家さんで雇用している就労継続支援A型とB型の社員がオムロン京都太陽さんで働くといった構造でした。

この構造は参考になりました。
なるほどと思いました。

私もA型を経営していますが、経営を継続していくために毎日の営業活動はとても大変です。
今の仕事がなくなったら・・・という不安はいつも付きまといます。

太陽の家さんのように大手企業とガッチリ手を組んだビジネスモデルなら営業の負担がかなり軽減され、利用者に集中した運営が可能になりますね。
経営も安定し、経営者もスタッフも利用者も安心です。

今後のカムラック運営の参考とさせていただきます^^


工場見学の後は会議室に戻りディスカッションタイムになりました。

オムロン京都太陽さんでは身体障害者の働く環境作りのノウハウは30年の歴史がありますが、精神障害者の雇用実績やノウハウはほとんどありません。
しかしながら精神障害者の雇用比率を上げていく必要を強く感じられております。
働く環境作りもこれまでの流用や延長では厳しいと考えられておりました。

一方、カムラックでは精神障害者の雇用比率が多く、40名以上の社員が外部収入にて収入を得ています。

宮地社長とお話しさせていただく中で、お互い良いヒントを得たように感じました。

今後も引き続きオムロン京都太陽さんと情報交換していく予定です。


オムロン京都太陽さんを後にし、次にオムロングループ企業の障害者雇用現場に訪問しました。

ここではカムラックと非常に似ている雰囲気を感じました。
仕事の内容も、ホームページ作成やデータ入力、チラシ作成といったパソコンを活用する業務内容です。

障害者雇用の社員の方と色々お話しすることができました。
みなさん働く意欲満々で働けることの喜びと仕事の充実で目がキラキラしてましたよ^^

今後お仕事でも連携していきましょうと社長や管理者の方と話した次第です。


以上、とても有意義な京都出張でした。

オムロンの皆様、ありがとうございました。
 

 

 


上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。

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