サビ管の冨塚です。
カムラックラボA型事業所では、
職員のことをスタッフと呼びます。
そして利用者のことをメンバーと呼びます。
それは、障害の有無に関わらず、
チームカムラックとして
全員で仕事をしていくという意味があります。
カムラックのホームページには、
社長のブログ
職業指導員のブログと共に
メンバーさんのブログがあります。
そこではカムラックで働くメンバーの
生の声を公開しています。
ピアカウンセリング
ピアカウンセリングという言葉があります。
ピアカウンセリングは
仲間(ピア)を通して話し合うことで
問題を解決していく手法です。
ピアカウンセリングでは、当事者のことを最もよく理解しているのは、
その人自身であるという人間信頼、自己信頼にのっとった立場に立ちます。
平等に、対等に、力と時間を使い、
自立生活の実現のサポートをします。
福祉のスタッフは週1回のペースで、
障害についての勉強会を行っています。
その病気の症状や体調悪化の要因になるもの、
対処法、薬についてなど、具体的にメンバーを想定して事例の検討を行います。
ですが、「スタッフには分からない」という思いはあるでしょう。
そういうときに、同じメンバー内で話し合うことが
引っかかっていた問題の解決法を見出せるきっかけになることはありえると思っています。
身体の外に出す
また、
ストレス緩和においては、
「身体の外に出す」ことが大切だといわれています。
運動することで「汗」を出す。
映画鑑賞や読書で「涙」を流す。
スポーツ観戦などで「大声」を出す。
もちろん、「笑い」もそうです。
ストレスを抱えている人に聞くと、体調悪化時は「頭が真っ白になる」、
「集中力がなくなる」、「理解力が下がる」などの状態になると聞きます。
私は、その原因のひとつが
「インプット・アウトプット」不足だと思っています。
「心」が何処にあるのかというのは、人によって違うかもしれませんが、
「心の運営」をしているのは間違いなく脳であると思われます。
問題が生じ、その答えが見つからないときに、
どんなに考えても結果は同じだと思うのです。
鬱の方は、特に視野が狭くなっていきます。
それを改善するためには、情報をインプットするしかないと思います。
ですが、借りてきた情報を正しく理解できているかという問題が発生します。
そのために、誰かと話すことで正しく理解できたと思えれば、
その情報は力となり、問題解決に繋がっていくのではないでしょうか。
カムラックラボ県庁前事業所 サービス管理責任者 冨塚 康成
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。