サビ管の冨塚です。
私がカムラックに入社したのは、平成27年3月の終わりになります。
新しく出来る事業所でサービス管理責任者として働くことになっていたこともあって、
3月の終わりはサービス管理責任者の業務のレクチャーを受けました。
4月に入ってからは、書類に目を通すことと、
新しい事業所の準備をやっていました。
書類には、利用者さんの個人ファイルというのがあります。
個人ファイルは、大まかに
・基本としてフェイスシート(基本情報)
・アセスメントシート(支援計画のための情報分析)
・支援計画
・モニタリング(支援計画の現状把握)
があります。
高齢者介護でも同じですが、大きく違うのは、
病気の種類が多いということです。
障害の分類は、・身体・知的・精神の3つに大きく分かれます。
もともとは、身体だけでしたが、後に知的が追加されました。
そして、平成18年 障害者自立支援法の施行により、
現在の3障害の枠組みが出来上がりました。
その経緯もあり、福岡市での身体・知的障害担当は、障害者福祉課。
精神障害は健康課が担当しているという同じ障害者福祉でありながら
課が分かれるという現状があります。
また、平成25年に障害者総合支援法が施行されるまで、
難病・発達障害が対象となりました。
ただ歴史が浅く、医療においてさえ、
対応できているように感じられません。
「個別」支援計画をもとに支援していくわけですから、
個々の生立ちや性格、スキル等同じ「障がい者」という枠組みであってもそれぞれ違います。
ですから、アセスメントをとることで
支援するための情報を分析していくわけですが、生活支援員は1人です。
そういうこともあり、平成27年4月より、事例検討会の提案を行いました。
8月より、社長の指示を受け、主に精神疾患(発達障害を含む)、
それぞれの障害の特性を学ぶことで、より適切なサポートができるよう勉強会を開いています。
法律上の枠組みは3つですが、身体障害がある方が精神的に病むことは当然あることであり、
身体障害や精神障害のある方に、知的障害があることも。
また、精神障害、とりわけ発達障害は、
医師の診断を受けていなければ、医療による不調の改善は得られません。
平成27年度12月よりストレスチェック制度が厚生労働省から導入されています。
実際、増え続けているのは、主に精神障害と発達障害です。
当事業所ではPCでの業務スキルを上げると同時に、
心の問題で職場不適応にならないよう支援していきたいと考えています
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。