こんにちは。サビ管の冨塚です。
障害を題材にした映画や小説は、いろいろあります。
みなさんは鑑賞したり、読んだりしたことはあるでしょうか?
今回は障害を題材にした映画や小説を紹介したいと思います。
最強の二人
私は立場として、サポートする側にいるので、
丁度、プライベートでも立場がリンクした「最強の二人」は記憶に残る映画です。
作品の甲乙は、観る人が決めればいいので、内容は割愛しますが、
「福祉」とは、ほど遠い支援者が、結果、主人公にとっては、「最高のパートナー」だという話。
デフォルメされているところもあるだろうが、「人を人として見ている」点において、
私の福祉に関する視線に近いと思います。
リアル
漫画では、井上雄彦さんの「リアル」。
登場人物が「障害者って皆おとなしいものだと思っていた」っていうほど、
「リアル」に描かれている感じがします。
この話の中でも、関わる健常者がいて、同乗していたバイクの事故の為、
歩けなくなった女性が
「あなたに歩けなくなった人の気持ちがわかるわけないでしょ!」と詰られた時に
「わからないよ!俺、歩けるもん!」と言い返すシーンがあります。
チルドレン
小説では伊坂幸太郎の「チルドレン」。
登場人物に盲目の男性が出てきます。
彼は、善意を押し付けて(悪意はなく)、お金を渡してきた見ず知らずの女性に
「僕は何処でもボランティア活動をしているように見えるようだ」と苦笑をします。
そのシーンを遠目で見ていた健常者の友人が「なんでお前だけもらえるんだ?」と聞いてきます。
「それは僕の目が見えないから」と答えると
「そんなの関係ないだろ!おかしいじゃないか!」と喚きます。
その後、その女性を探そうと動き回った後に「お前はラッキーだったな」と言います。
好きなシーンです。
盲目の男性の恋人が「びっくりするくらい普通だった」と回想するのですが、
この作品を含め、上記に挙げた作品には、そういいた「普通」の感覚を持てる「天才」がいて憧れるのです。
私は、「天才」ではありませんから、努力して、天才に近付ければと思います。
職場では、「仕事」だけを基準に、そういった人たちに接せられるように。
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。