戯曲書籍化プロジェクトを開始
カムラック 東京のマスターピースと障がい者就労継続支援事業所を運営する(株)カムラック(福岡市博多区上呉服町、賀村研社長)は8月10日、オンデマンド出版サービスの(株)masterpeace(東京都港区、窪田篤社長、以下マスターピース)と戯曲の書籍化プロジェクトを開始した。
マスターピースは、出版事業の(株)インプレスR&D(東京都千代田区、井芹昌信社長)が開発した電子出版メソッドを活用し、電子書籍と印刷書籍を同時出版するサービス「good.book(グーテンブック)」を展開。カムラックとは、2016年11月に業務提携を結び、出版までの流れをパッケージ化した「smart出版サービス」を展開してきた実績がある。
今回、価値のある戯曲や物語を書籍の形で残し続けることを目的に、カムラックが福岡公演を冠協賛する舞台「瀬戸内少女ラジオ局」(福岡公演は8月8日〜12日まで)の脚本を第一弾として初めて書籍化した。著者は、脚本を手掛けた俳優の伊藤高史さん。
第1弾となる『戯曲 舞台「瀬戸内少女ラジオ局」』は8月10日発行。電子書籍と印刷書籍があり、印刷書籍はA5判、本文138ページ。賀村社長は「これまではできないとされていた小規模舞台の戯曲の書籍化が可能となった。新たな市場を開拓していけると確信している」と話している。(森)
週刊経済(8月21日発行)
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