コロナショック前の就労移行支援や就労継続支援A型のテレワークについては正直否定的でした。
なぜならまだまだテレワークは社会ではごく一部しか導入されてなかったから。
テレワーク就労支援の実績が就職の役に立つことは無いまでとは言えないが、社会の風習にあわせるとやっぱり事業所に通い真面目な勤怠実績のある方の方が就職には有利だと思ってた。
もちろんパニック障害などで通勤ができない方もいるのも理解しているしそれでも働きたい、社会で活躍したいという方々への支援も必要なので個別対応はありだとも思っています。
否定的と言ったのは、テレワーク支援をすることで、特に移行支援事業所の場合、利用者は将来的に損をし、事業所は得をする構造になってしまいかねないと思っていたから。
障害の有無関係なく、毎日事業所に来れない、勤怠が不安定な方たちは事業所に来なければ事業所に利用料が入りません。
運営していくうえで利用者が事業所に来ないのは経営上致命傷です。
これが在宅が許可されている方だと大変グレーゾーンですが自宅でもサービスを利用したとカウントされ利用料が入ります。
就労移行支援の利用者は基本2年間サービスを受けられます。
2年間テレワークで職業訓練した方を果たして企業は採用してくれるのだろうか…
彼らをスタートライン(就職させる)に立たせることが私たちのミッションなのに、結果彼らを食い物にしてないか? と自問自答を繰り返し、利用者のテレワーク移行については足踏み状態だったのです。
ただ、コロナショックによる緊急事態宣言で世の中大きく変わろうとしています。
実際カムラックの就労支援事業もお客様や自治体様のご理解もあり8割方テレワークに移行しました。
世の中の働き方が変わればテレワークによる就労支援も私は大賛成です。
昨日までの常識は明日の非常識というのを毎日経験することになろうとは…
ここは利用者にとっても追い風だと前向きに考えたい。
(テレワークにシフトし誰もいない事業所の風景)