うつ、うつと、裏街道を行く、選択のおすすめ
気分がめいるというのは日常よくあることです。
度がすぎると病といわれる状態に、気付かないまま足を踏みこんでしまうのです。
布団をかぶって寝つづけ、畳にまでカビを繁殖させて、いくら洗剤を使って拭ってもとれない位、こもった時期がありました。
ようやくぼーっと外をながめ出し、日光を浴びて外に出ろと、散々言われたかいあってか、
少しずつ散歩できるようになってきました。
最初は忍者のように周囲に気づかれないように玄関を出て行くのです。
これは結構難しいのです。でも成功します。
ところが表通りを歩くことができないのです。
平日の昼間から、明るい時間に休んでいるところを、誰かに見つけられるのではないかと、
知っている人に見られたらどうしよう、声もかけられたくない、そう思うのです。
駅まで行きたい、でも表通りを通れない。
最短距離なのに、でも時間はたくさんあるから裏道、遠まわりをするのです。
細い道、車があまり通らない道を選んで行くのです。
そうするとうつむき加減で歩いていた頃から徐々に表(顔)をあげて周囲を見られるようになってくるのです。
人をさけながら歩いて行くと今まで気がつかなかったものに気づいてきます。
雑草といわれる草々でも、いままで知らなかった花をつけるものを見てきれいだと感じたり、
立派な樹が残っていたのだとわかったり、小さな公園を見つけたり、こんな路地裏があったのか、
この建物の裏側はこんな風になっていたのかとか、朝、家をでて夜かえる生活から、
明るい時間にのんびり歩くといろいろと見えてきます。
ここはいつもきれいに清掃されているなとか、のぞき趣味ではないのですが外に洗濯ものを出している様子から、こんな感じの人たちかなとか、集合ポストを見て、
いないところにもどんどんチラシをつっこんでいくのだなとか、いろいろ思ったりします。
広い道、直線の表通り、車のために拡張されただけで、いま人をさけて歩いているこの通りの方が以前は、実は表、本通りじゃなかったのかと思うことがあったのです。
小さいお店の散らばり具合や町名をながめているとやっぱりそうなんじゃないかと、昔の宿場町をつなぐ街道ってこんな感じではなかったのかと、そう思ったらおもしろいのです。
「職を失う」ということは気分がめいるどころか急降下です。地面に激突です。
でもいま思うことは、二択で考えないということでしょうか。
勝負でも、いったん退くことは、どうでしょうか。
勝手に決めてしまっていたのではなかったのかと、以外と後に勝ちを収めた人も多いのです。
何がいいかなんていうのも実はいろいろあるはずなのだと思います。
金がないなら友人を持て、なんか聞いたような気がします。
会社の偉いさんが、退社したとたん年賀状が激減する、というようなことも聞いたような
気がします。
いま健康であるなら選択肢はいくらでもあると思って過ごしてみたらいかがでしょうか。
いろいろな関係を見つめなおして整理しておくとよいように感じます。
いざ選択、という時に、気がめいる事のないように。
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