今週は月曜日から木曜日まで東京出張でした。
カムラックの営業活動は基本私がメインで行っております。
あまりご存知ないかもしれませんが、カムラックのお仕事のほとんどは東京のお客様です。
東京に本社がある、または開発拠点は福岡だが営業販売拠点は東京といったお客様です。
それも各々の業界でトップシェアの製品を持つような企業様ばかりです。
機密保持契約もありますので詳しくは書けませんが、大変やり甲斐のあるお仕事をさせてもらっています。
今回の出張では既存のお客様へのご挨拶や打ち合わせももちろん行いましたが、第2事業所もオープンし、今後リソースも増えますので新規開拓の方もしっかり行ってきました^^
新規営業については開業当初より話をきいていただける企業様が増えてきました。
紹介いただける方も増えました。
これについては普段から支えて頂いてる既存のお客様とそれに応える社員のおかげで実績ができたことが強みになっています。
大変感謝しています。
そして訪問先は皆さんもよく知っている大手さんばかりです。
まだ初訪だったり提案中だったりですのでこの段階で社名は書きませんが、こちらの体制さえ整えばお付き合いいただく事もお約束いただきましたのでこれからが楽しみです^^
今、「こちらの体制さえ整えば」と書きましたが、就労継続支援A型事業所で企業様からお仕事を受注していく上で実はここが大きなポイントになります。
最近は特に就労継続支援A型事業所でのあり方や不正受給事業所の発覚等で何かと問題が多いですが、根っこの多くは外部収入(外部からの売り上げ)が無い、もしくは少ないという点に尽きます。
業種業界によりますが、仕事が無いわけではありません。
私が訪問する企業様に聞いても弊社のような就労継続支援A型事業所に対して仕事を出したく無いとは言っていません。
ただ、寄付のように無理やり仕事を作って発注したり、物を買ったりすることが社会貢献とは思っていないということです。
バブルの頃ならまだ余裕もあったかもしれませんが、時代は変化しました。
企業はあくまでも信頼の置けるパートナーを欲しています。
その上での社会貢献も兼ねるなら喜んでお仕事を出してくれます。
他社との競争力も出ます。
当たり前ですがそんな時代なのです。
昔から福祉業界で根付いてきたスタイルは通用しないのです。
私の知っているA型やB型で売り上げを上げているところはしっかりと製品や商品、サービスの中身で勝負しています。
そういうところは「こいこい」「くれくれ」ではなく企業が手の届くところまでこちら側も努力して力をつけて知恵を振り絞り歩み寄っているのです。
利用者の体調やメンタル部分を維持しながら体制を整えたり造っていくのは大変です。
ただ、そういうリスクも覚悟で力を付けていかなければ日本の社会で最低賃金なんて稼げません。
行政も経営者もスタッフも利用者もそういう現状を知るべきです。自覚すべきでしょう。
ということでカムラックも大きな企業とお付き合いしたければしたいほど体制を整えなければなりません。
逆を言えば体制さえ整えばカムラックで働く利用者の未来は明るいということです。
これからもまだまだ踏ん張りどころですね^^;
今回の出張はとても充実した出張でした。
写真は今回の出張で日本ヒューレット・パッカードさんに訪問した時のものです。
日本ヒューレット・パッカードさんは積極的に障害者雇用に力を入れておられる企業のひとつです。
今回は別件での訪問でしたが、次回はきちんとお時間いただいて障害者雇用についてもお話を聞かせてもらいたいと考えています^^
カムラックの Come Luck ラボ事業所では、障がい者の方がパソコンを活用し、ホームページ制作、コンピュータグラフィック、デザイン、データ入力、名刺作成、アプリケーションやソフトウェアの開発・動作確認等、パソコン軽作業から各種プログラム開発まで幅広いお仕事をしています。
あわせてカムラックは障がい者の働く環境の常識を変え、障がい者の新しい未来創りにチャレンジしています。
カムラックのホームページはコムログクラウドで作られています。
一般公開するまで無料で使えますので是非触ってみたください。
上記、移行支援バナーは、移行支援事業所の利用者が制作しました。